佐々木 苑子ささき そのこ

重要無形文化財

20代半ばから染織を志し、静岡や山陰の工房で学ぶ。紬織と絣の研究に専念し、従来の直線的・抽象的な絣文様に加え、絵絣を取り入れ独自の作風を築いた。佐々木先生は写生に基づく図案に沿って幾何学文様と絵絣を活用。

制作中心となる絵絣などでは、織り上げた時と同様に糸を並べ、その上に型紙で絵を描き、種糸を作ります。

伝統的な種糸絣の技法です。2005年(平成17年)紬織で2人目の人間国宝に認定されました。
2010年旭日中綬章を受章。